海外FXを利用するうえで「国内FXよりもスプレッドは狭い？」「スプレッドが一番抑えられる業者はどこ？」といった疑問を持っている方もいるでしょう。
海外FXのスプレッドは業者・口座タイプによって異なるので、最終的な利益を増やすためには低スプレッドな環境で取引して取引コストを抑えることが非常に重要です。
この記事では、FXトレード歴16年のFXの窓口合同会社 編集部(編集長 黒木 巌)が、各FX業者が発行しているニュースレター(Newsletter)などから人気海外FX業者のスプレッドを徹底比較し、コストを最大限抑えられる海外FX業者をランキング形式でご紹介します。
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海外FXのスプレッドとは？
そもそも、海外FXのスプレッドとはどのようなものかを確認していきます。
- スプレッドとは
- スプレッドの狭さは業者によって異なる
それぞれ見ていきましょう。
スプレッドとは
スプレッドとは売値(BID)と買値(ASK)の差額のことで、以下の計算式で算出できます。
- 計算式：「売値(BID) − 買値(ASK) × 取引回数 」
- 例：ドル円の売値が150.000で、買値が150.010の場合
差額は150.000－150.010＝0.010円
→ 0.010円(=1pips)のスプレッドが発生する
スプレッドはトレーダーが負担するので、スプレッドの狭い業者を選んだほうが取引コストを抑えられます。
スプレッドの狭さは業者によって異なる
海外FX業者やその口座タイプによってスプレッドは大きく異なり、それぞれ以下のような共通点があります。
| スプレッドが狭い業者 | スプレッドが広い業者 |
|---|---|
| ボーナスがほとんどない 最大レバレッジが低い | ボーナスが豪華 最大レバレッジが高い |
初心者はスプレッドよりもボーナスの豪華さを重視することをおすすめします。
一方、FX中～上級者で何度も取引を繰り返す方は、より効率的に利益を増やすためにスプレッドの狭い業者を選んだ方が良いでしょう。
海外FX業者と国内FX業者のスプレッドにおける違い
国内FX業者と海外FX業者では、スプレッドに関する違いがあります。
- スプレッドにおける仕組み
- 口座タイプ
- スプレッドの単位
それぞれ詳しく解説していきます。
スプレッドの仕組み
FXのスプレッドには、固定スプレッド(原則固定)と変動スプレッドがあります。
| 海外FX業者 | 国内FX業者 | |
|---|---|---|
| スプレッド | 変動スプレッド | 固定スプレッド |
| メリット | 手数料を抑えることができる | 変動リスクを最小限に抑えることができる |
| デメリット | 変動リスクを背負うことになる | 「原則」固定なので変動する可能性も |
国内FX業者が採用している「固定スプレッド」は、平常時のスプレッドが変動制スプレッドよりも若干広めになります。
一方で、海外FX業者の多くが採用している「変動スプレッド」は、相場の変動時にスプレッドが開きやすいものの、流動性が高い時間帯は取引コストを抑えられます。
口座タイプ
国内FX業者のほとんどは、1つの口座タイプしか提供していません。
一方、海外FX業者の場合はいくつかの口座タイプを用意しているので、取引スタイルや用途に合わせて複数口座を運用できます。
STP口座とECN口座の違い
海外FX業者の口座タイプは、初心者向けの「STP口座」と中上級者向けの「ECN口座」に分けられます。
STP口座は利用者がインターバンク市場(金融機関)と直接取引する方式で、手数料が発生しないという特徴を持ちます。一方、ECN口座は買い手・売り手の提示価格が一致して初めて注文が成立する方式で、手数料が発生します。
| 口座タイプ | STP口座 (初心者向け) | ECN口座 (中上級者向け) |
|---|---|---|
| スプレッド | 普通 | 狭い |
| 取引コスト | スプレッドのみ | スプレッド+手数料 |
| ボーナス | もらえる | もらえない |
| レバレッジ | 高い | 低い |
| 最低入金額 | 低い | 高い |
取引条件が上記のように大きく異なりますので、自分に合った口座を選ぶといいでしょう。
スプレッドの単位
スプレッドの単位として、海外では「pips」、国内では「銭」が使われています。
| 海外or国内 | 海外FX業者 | 国内FX業者 |
|---|---|---|
| 単位 | pips | 銭 |
| 1円 | 100 pips | 100銭 |
| 0.1円 | 10 pips | 10銭 |
| 0.01円 | 1 pips | 1銭 |
上記の表を参考にすれば、簡単に「pips→銭」「銭→pips」へ変換できるため、覚えておくと良いでしょう。
海外FXのスプレッドを口座タイプ別で比較する際の考え方
ほとんどの海外FX業者は口座タイプを複数提供しており、口座タイプによって取引条件が異なります。
- STP口座
- ECN口座
口座タイプによってスプレッドの考え方は大きく異なるため、整理しておきましょう。
STP口座
STP口座(初心者向け口座)は「NDD STP方式」と呼ばれる取引形態を採用していることがほとんどです。
この場合、利用者が負担する取引コストはスプレッドのみで、取引手数料そのものは無料です。
スプレッドの変動幅さえ把握していれば、取引にかかるコストはすぐに分かるという点がメリットとして挙げられます。
ECN口座
一方、ECN口座(中上級者向け)は「NDD ECN方式」と呼ばれる取引形態を採用していることが多いです。
スプレッドはSTP口座より狭い＆安定していますが、取引手数料を別途発生する分、スプレッド＋取引手数料の両方を見て、取引にかかるコストを判断しなくてはいけません。
たとえ最狭スプレッドであったとしても、取引手数料が割高だとトータルの手数料が膨らんでしまうこともあるので気を付けましょう。
海外FXのスプレッド比較一覧表！
各海外FX業者のスプレッドをSTP口座、ECN口座で比較した表を作成しました。
STP口座(海外FX初心者向け口座)のスプレッド比較表
下記は、STP口座のスプレッド比較表です。
| FX業者名 | ドル円 | ユーロ円 | ポンドドル | 口座タイプ | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|
XM | 2.0pips | 2.1pips | 3.0pips | スタンダード口座 | 公式 |
Vantage | 2.543pips | 0.61pips | 2.391pips | スタンダード口座 | 公式 |
iFOREX | 1.2pips | 1.8pips | 1.3pips | エリート口座 | 公式 |
Exness | 1.0pips | 2.0pips | 2.2pips | スタンダード口座 | 公式 |
AXIORY | 1.5pips | 1.4pips | 2.1pips | スタンダード口座 | 公式 |
TitanFX | 1.33pips | 1.74pips | 1.57pips | スタンダード口座 | 公式 |
BigBoss | 1.5pips | 1.4~2.5pips | 1.4~2.1pips | スタンダード口座 | 公式 |
HFM | 1.8pips | 2.1pips | 1.6pips | プレミアム口座 | 公式 |
Tradeview | 1.8~2.0pips | 2.2~2.4pips | 2.6~2.8pips | MT4 X Leverage口座 | 公式 |
STP口座は取引手数料が無料である分スプレッドが比較的広めなので、スプレッドのみを見て判断するのであれば、ECN口座の方がおすすめです。
ただし、STP口座はECN口座と比較してレバレッジが高く、ボーナスがもらえるというメリットもあります。
自己資金が十分に準備できない方や海外FXの取引に不慣れな方であれば、まずはSTP口座を利用すると良いでしょう。
ECN口座(中上級者向け)のスプレッド比較表
下記は、ECN口座のスプレッドの比較表です。
| FX業者名 | ドル円 | ユーロ円 | ポンドドル | 口座タイプ | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|
| XM | 0.9pips | 1.4pips | 0.8pips | KIWAMI極口座 | 公式 |
| Vantage | 0.99pips | 1.21pips | 0.78pips | ECN口座 | 公式 |
| Exness | 0.7pips | 1.4pips | 0.7pips | プロ口座 | 公式 |
| AXIORY | 0.1~0.5pips | 0.2~0.9pips | 1.0~1.1pips | ナノ口座 | 公式 |
| Tradeview | 0.1~0.4pips | 0.3~0.8pips | 0.7~0.8pips | MT4 ICL口座 | 公式 |
| iFOREX | 1.2pips | 1.8pips | 1.3pips | エリート口座 | 公式 |
| TitanFX | 0.33pips | 0.74pips | 0.57pips | ブレード口座 | 公式 |
| HFM | 1.0pips | 0.6pips | 0.6pips | ZERO口座 | 公式 |
| BigBoss | 1.1pips | 0.6~1.1pips | 1.1pips | プロスプレッド口座 | 公式 |
ECN口座はSTP口座と比較して、スプレッドが狭くなっていることが分かります。
スプレッド重視の方や十分な資金があり、ハイレバレッジ取引をしなくても良いという方には非常におすすめです。
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海外FXスプレッド徹底比較ランキング【第1位～第9位】
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海外FX スプレッド 第2位 Vantage(Vantage Trading)
海外FXスプレッド徹底比較ランキング第2位に輝いたのはVantageです！
- 世界172カ国で1500万口座以上のユーザーが利用
- ボーナスキャンペーンが超豪華
- スタンダード口座は低スプレッド×迅速な約定×手数料0円
Vantageは10年以上の運営実績を誇る海外FX業者で、現在スタンダード口座・ECN口座・プレミアム口座という3種類の口座タイプを提供しています。
ECN口座は機関投資家向けの高い流動性を保っていて最低0.0pips～から取引できますが、スタンダード口座も他社よりスプレッドが抑えられていて、約定スピードが速いと評判です！※プレミアム口座は最低入金額3,000ドル(=約45万円)が条件。
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海外FX スプレッド 第3位 Exness
海外FXスプレッド徹底比較ランキング第3位に輝いたのはExnessです！
- 業界トップクラスの取引量を誇る
- プロ口座は業界内でも断トツで低スプレッド
- 最大レバレッジ無制限×ロスカット水準0%
Exnessは世界最大の取引量を誇る業界最大手の海外FX業者で、中～上級トレーダーを中心に高い支持を誇っています。
プロ口座をはじめ、全体的にスプレッドが狭いことに加え、最大レバレッジ無制限＆ロスカット水準0％を採用しているので、含み損に限界まで耐えてハイレバスキャルピングで稼ぐことも可能です。
実際、FXの窓口合同会社 編集部(編集長 黒木 巌)自身もExnessを利用して、自己資金10万円→173万円まで増やした経験があります！こんなに稼ぎやすい環境が整えられているのはExnessだけなので、億トレーダーを目指したい方におすすめです。
なお、Exnessは低スプレッドを提供している分、ボーナスキャンペーンを一切開催していません。そのため、自己資金に余裕があって、有利に取引を進めたい方のみExnessの利用を検討してみてください！
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海外FX スプレッド 第4位 iFOREX
海外FXスプレッド徹底比較ランキング第4位に輝いたのはiFOREXです！
- 運営歴25年以上と安全性抜群
- 往復手数料が無料&スプレッドも業界最狭水準
- 約定力が高いと評判
iFOREXはエリート口座のみを提供している珍しい海外FX業者ですが、往復手数料無料&低スプレッドと取引コストを抑えるのに最適な環境です！
また、具体的な約定率は公開していないものの、編集部が実際に取引した時はサクサク約定し、狙ったタイミングで利確できました！
最大レバレッジは400倍と低めですが、証拠金残高による制限がない分、大きなロットを取引したい中～上級者から評判を集めています！
運営歴25年以上&日本語サポートに対応と安全性も信頼性も抜群なので、安心して口座開設してくださいね！
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海外FX スプレッド 第5位 AXIORY
海外FXスプレッド徹底比較ランキング第5位に輝いたのはAXIORYです！
- 信託保全形式を採用する海外FX業者 ※激レア！
- 約定率99.9%と高い
- STP口座もECN口座も低スプレッド
AXIORYは信託保全形式を採用している珍しい海外FX業者で、安全性を重視する日本人トレーダーから多く選ばれています。
そんなAXIORYのSTP口座(スタンダード口座)とECN口座(ナノ口座)は、他の海外FX業者と比べてスプレッドが非常に狭いです。約定率も99.99％とほぼ100％に等しく、「スリッページ(滑り)の発生もほとんどない」と好評です！
現在使っている業者の約定率に不満を感じている方は、一度AXIORYを試してみると良いでしょう。なお、初めて口座を開設する方には、手数料が発生せず、取引コストを計算しやすいスタンダード口座をおすすめします。
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海外FX スプレッド 第6位 TitanFX
海外FXスプレッド徹底比較ランキング第6位に輝いたのはTitanFXです！
- 高速約定×低スプレッド
- ゴールドのスプレッドが特に狭い
- キャッシュバックの開催実績あり
TitanFXは高速約定と極狭スプレッドで、中～上級者から長年支持を集める海外FX業者です。
特にゴールドのスプレッドが狭く、ゴールドを取引するトレーダーの多くがTitanFXのゼロブレード口座を「ゴールド取引専用口座」として保有しています。
そんなTitanFXはキャッシュバックの開催実績もあり、取引コストをさらに抑えることも可能です！残念ながら現在は未開催ですが、いつ開催しても良いように今のうちに登録し、仕様に慣れておきましょう！
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海外FX スプレッド 第7位 Tradeview
海外FXスプレッド徹底比較ランキング第7位に輝いたのはTradeviewです！
- 最小スプレッド0.0pips～
- ECN方式採用で透明性が高い
- スリッページが発生しにくい
Tradeviewのスプレッドは、海外FX業者の中でもトップクラスです。
約定力・約定スピードに長けていて、スリッページ(滑り)が発生しにくいことから、プロトレーダーはもちろん、機関投資家にも利用されています。また、世界中の企業にホワイトラベルを提供するなど、信頼性も抜群です！
ロスカット水準が高い点が唯一のネックですが、証拠金に余裕があってスプレッドの狭さを重視したい方は一度登録してみてはいかがでしょうか。
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海外FX スプレッド 第8位 BigBoss
海外FXスプレッド徹底比較ランキング第8位に輝いたのはBigBossです！
- ボーナスが豪華
- 最大レバレッジ2,222倍 ※デラックス口座限定/条件あり
- 日本語サポートが充実
BigBossは総合力の高い海外FX業者で、スプレッドの狭さもさることながら、豪華なボーナスキャンペーンを常時開催しています。
2024年12月31日(火)までの期間限定で、当サイト経由で口座開設すると、5,000円分の口座開設ボーナスがもらえます！さらに、30日以内に5ロットの取引を達成すると、10,000円分の条件達成ボーナスも付与されます。
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海外FX スプレッド 第9位 HFM
海外FXスプレッド徹底比較ランキング第9位に輝いたのはHFMです！
- 最大レバレッジ2,000倍
- プロ口座・ゼロ口座の取引コストが格安
- コピートレードに対応
HFMも低スプレッドが魅力の海外FX業者で、特にゼロ口座は主要通貨を中心にゼロスプレッドで取引できます。
また、コピートレードにも対応しているので、プロトレーダーの戦略をそのまま使って利益を狙うことも可能です！
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海外FX業者のスプレッドを銘柄別に徹底比較
スプレッドは、業者と口座タイプによって異なるだけでなく、通貨ペアによっても大きくなります。
- ドル円(USD/JPY)
- ユーロドル(EUR/USD)
- ユーロ円(EUR/JPY)
ここでは、特に取引量の多い上記3銘柄のスプレッドを比較していきます。取引したい通貨ペアのスプレッドがあればきちんと確認しておきましょう。
海外FXでドル円(USD/JPY)のスプレッドを重視する場合はどこがおすすめ？
まずは、ドル円(USD/JPY)のスプレッドについて比較していきます。
| FX業者名 | STP口座 | ECN口座 | 公式サイト |
|---|---|---|---|
| XM | 2.0pips | 0.9pips | 公式 |
| Vantage | 2.543pips | 0.99pips | 公式 |
| Exness | 1.0pips | 0.7pips | 公式 |
| iFOREX | 1.2pips | 1.2pips | 公式 |
| AXIORY | 1.5pips | 0.1~0.5pips | 公式 |
| TitanFX | 1.33pips | 0.33pips | 公式 |
| Tradeview | 1.8~2.0pips | 0.1~0.4pips | 公式 |
| BigBoss | 1.5pips | 1.1pips | 公式 |
| HFM | 1.8pips | 1.0pips | 公式 |
STP口座(海外FX初心者向け口座)の場合は、iFOREX、Exness、TitanFXのスプレッドが狭いと分かります。
一方で、ECN口座(中上級者向け)の場合は業者によるスプレッドの差は大してないので、総合的にスペックが高いXMのKIWAMI極口座がおすすめです！
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海外FXでユーロドル(EUR/USD)のスプレッドを重視する場合はどこがおすすめ？
次に、ユーロドル(EUR/USD)のスプレッドについて比較します。
| FX業者名 | STP口座 | ECN口座 | 公式サイト |
|---|---|---|---|
| XM | 1.6pips | 0.8pips | 公式 |
| Vantage | 1.820pips | 0.72pips | 公式 |
| Exness | 0.9pips | 0.6pips | 公式 |
| iFOREX | 0.9pips | 0.9pips | 公式 |
| AXIORY | 0.3pips | 0.2~0.9pips | 公式 |
| TitanFX | 1.2pips | 0.55pips | 公式 |
| Tradeview | 2.2~2.4pips | 1.1pips | 公式 |
| BigBoss | 1.5pips | 1.4pips | 公式 |
| HFM | 1.4pips | 0.6pips | 公式 |
STP口座(海外FX初心者向け口座)の場合は、iFOREX、Exness、AXIORYのスプレッドが狭くなっています。
一方で、ECN口座(中上級者向け)の場合は、XM、Vantage、AXIORY、TitanFX、HFMのスプレッドが比較的狭いと言えます。そのため、ユーロドルを有利に取引したい方は、AXIORYを選ぶと良いでしょう。
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海外FXでユーロ円(EUR/JPY)のスプレッドを重視する場合はどこがおすすめ？
最後に、ユーロ円(EUR/JPY)について比較します。
| FX業者名 | STP口座 | ECN口座 | 公式サイト |
|---|---|---|---|
| XM | 2.1pips | 1.4pips | 公式 |
| Vantage | 0.61pips | 1.21pips | 公式 |
| Exness | 2.0pips | 1.4pips | 公式 |
| iFOREX | 1.8pips | 1.8pips | 公式 |
| AXIORY | 1.4pips | 0.2~0.9pips | 公式 |
| TitanFX | 1.74pips | 0.74pips | 公式 |
| Tradeview | 2.2~2.4pips | 0.3~0.8pips | 公式 |
| BigBoss | 1.4~2.5pips | 0.6~1.1pips | 公式 |
| HFM | 2.1pips | 0.6pips | 公式 |
STP口座(海外FX初心者向け口座)の場合は、Vantage、iFOREX、AXIORYのスプレッドが狭くなっています。
一方で、ECN口座(中上級者向け)の場合は、AXIORY、TitanFX、Tradeview、HFMのスプレッドが比較的狭いと言えます。そのため、ユーロドルを有利に取引したい方は、AXIORYを選ぶと良いでしょう。
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海外FXにはスプレッドは狭いがDD方式の可能性が高い業者もいる
最狭スプレッドランキングをご紹介しましたが、ランクインしていない業者の中にもスプレッドを抑えられるところは存在します。
そのような業者がなぜ今回ランクインしていないのかというと、「NDD方式であると謳っているにも関わらず、実はDD方式を採用している疑いがあるから」です。
海外FX業者の取引方式は、「NDD方式」と「DD方式」の2つがあります。
- NDD方式
- 海外FX業者を介さず、市場と直接取引する取引方式。
- 業者を介さないため、透明性が高い取引ができる。
- DD方式
- 海外FX業者を介して、市場と間接的に取引する取引方法。
- 業者の不正が行われる可能性も否定できない。
国内FX業者と同様のDD方式を採用している業者で取引する場合、その業者を介した取引となるため、スリッページ(滑り)が起こりやすくなります。
もちろん、DD方式を採用している業者が100％不正を働いているわけではありませんが、スキャルピングトレードを目的とするならば、NDD方式を採用している海外FX業者を選んだ方が良いでしょう。
スプレッドで海外FXを選ぶ際の3つの基準
海外FX業者を「スプレッド」で選ぶ際、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
- 自分に合ったスプレッドで選ぶ
- 取引する通貨ペアのスプレッドで選ぶ
- 約定率の高さで選ぶ
順番に解説していきます。
自分に合ったスプレッドで選ぶ
1つ目は「自分に合ったスプレッドで選ぶ」です。
スプレッドを狭くする＝業者側の利益が少なくなることを意味するので、スプレッドを狭くする代わりに他の条件を妥協していたり、ボーナスを廃止していたりする業者も存在します。
スプレッドは狭ければ狭いほどトレーダーにとって有利ですが、どの取引条件を一番重視した以下はトレーダーによって異なるはずです。
例えば、初心者の方は最初にボーナスやレバレッジを重視し、取引に慣れてから中～上級者向けの低スプレッド業者を選ぶのが良いでしょう。
取引する通貨ペアのスプレッドで選ぶ
2つ目は「取引する通貨ペアのスプレッドで選ぶ」です。
同じ業者の同じ口座タイプであっても、取引する銘柄が違えばスプレッドも異なります。
低スプレッドと評判の口座タイプだからといって、自分の取引したい銘柄のスプレッドが抑えられるとは限りません。
スプレッド重視で口座選びをする際は、全体的なスプレッドの狭さよりも、実際に取引する通貨ペアのスプレッドで比較するようにしましょう。
約定率の高さで選ぶ
3つ目は「約定率の高さで選ぶ」です。
約定率とはトレーダーの出す注文に対し、意図通りに取引が成立する確率のことです。
スプレッドが狭い業者でも約定率が低いと、狙ったタイミングで取引できずに利益を得にくくなります。また、スリッページが発生しやすく、利益が出ないどころか損失を抱えるリスクも高まります。
特にスキャルピング・デイトレードはスプレッドと同じくらい約定率の高さが成績に影響するので、約定率も必ずチェックしましょう。
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海外FX業者のスプレッドが広い理由
国内FXで取引していた方は「海外FX業者はどこもスプレッドが広い」と感じるでしょう。
実際、スプレッドだけを見ると国内FXに軍配が上がるのですが、注文方式を含めると「国内FXの方が良い」とは一概に言えません。
| 注文方式 | メリット・デメリット | |
|---|---|---|
| 海外FX | NDD方式が多い | 透明性が高い スリッページが少ない ECN口座は取引手数料が発生 |
| 国内FX | DD方式が多い | 固定スプレッドで取引可能利益相反の関係 透明性が低い |
国内FX業者の多くは「DD(=Dealing Desk)方式」を採用しており、いつでも同じスプレッドで取引できます。
しかし、DD方式はトレーダーの注文を業者内で処理するため価格のコントロールが可能です。トレーダーが損するほど業者の利益が増える構造になっていることを踏まえると、業者の不正がないとは言い切れません。
一方、海外FX業者のほとんどが採用している「NDD(=No Dealing Desk)方式」は、トレーダーの注文が直接インターバンク市場・流動性プロバイダーに流れるので、透明性の高さが保たれます。
その代わりにECN口座などで取引手数料を徴収していますが、長い目で取引することを考えた時、海外FXの方が安心安全に利益を狙えると言えるでしょう。
海外FX業者よりも国内FX業者の方がスプレッドは狭いがスリッページを発生しやすい
国内FXを利用するリスクは、DD方式の利益相反構造・透明性の低さだけではありません。
先ほども紹介したように、国内FXではトレーダーの注文を業者が直接処理しているので、スリッページが起こりやすくなっています。
特に相場の急変動時や流動性の低い通貨の取引時は注文が滑りやすく、結果としてスプレッドの広い時に約定することが大半です。また、業者側が得するために、意図的に注文を滑らせることもあります。
さらに、スイスフランショック・リーマンショックと同じ規模の相場変動が起こると、長期間約定せず、口座残高がマイナスになってから約定する可能性も考えられます。
海外FXと違って国内FXにはゼロカットシステムがないので、このような場合追証(=追加証拠金)を支払わなければいけません。スリッページのリスクも高いため、なるべく国内FXの利用は避けた方が良いでしょう。
海外FXでスプレッドが狭い業者はスキャルピングにおすすめ！
ここまでの話をまとめると、スプレッド重視の方は海外FX業者×NDD方式×ECN口座の組み合わせが最強です！
NDD方式はインターバンク市場にトレーダー自らが注文できるため、悪質なスリッページが発生する心配もなく、狙ったタイミングで約定しやすくなります。
また、海外FX業者は複数の口座タイプを提供しているケースが多く、その中でも「ECN口座」を選択すれば、手数料＋スプレッドを合算したトータルの取引コストもグンと抑えられます。
この条件を満たす海外FX口座はいくつかありますが、一番おすすめFXなのはXMの「KIWAMI極口座」です！XMであれば、極小スプレッド＆注文執行率100%＆最大レバレッジ1,000倍といった抜群の環境でトレードすることが可能です。
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海外FXスプレッドにおける2つの注意点
スプレッド重視で海外FX業者を選び際には、以下の2点に気を付けましょう。
- 公表されているスプレッドの値は、正しい数値でない可能性がある
- スプレッドのみで業者を比較するのはリスクがある
順番に紹介していきます。
業者の公表するスプレッドはあてにならない可能性もある
1つ目は「業者の公表するスプレッドはあてにならない可能性もある」です。
海外FX業者の中にはスプレッドを公式サイトに記載しているところもありますが、その値が平均値・現在値・最小値・最大値のどれか分からないケースもあります。
業者はスプレッドをなるべく狭く見せて新規トレーダーを獲得したいので、最低スプレッド0.0pips～とだけ記載したり、スプレッドの狭い銘柄だけを公開して低スプレッドだとアピールしたりする業者もいるでしょう。
海外FXのスプレッドのほとんどは「変動スプレッド」で、いつでも公式サイトの値で取引できるわけではありません。実際に取引してスプレッドの狭さを確かめるのが一番なので、公式サイトの値はあくまで参考程度と捉えてください。
スプレッドのみで海外FX業者を選んではいけない
2つ目は「スプレッドのみで海外FX業者を選んではいけない」です。
これまで紹介した通り、海外FXでスプレッドを重視する際には「約定率」も併せて確認しましょう。
せっかくスプレッドを抑えられても、約定率が低く狙ったタイミングで注文を通せなければ意味がありません。最悪の場合、注文が滑ってスプレッドが拡大したタイミングで約定してしまう可能性もあります。
スリッページはトータルコストがかさむ原因にもなるので、低スプレッド×高約定力を両立したXMのKIWAMI極口座などを利用するのが安心です。
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海外FX業者のスプレッドに関するよくある質問
- 海外FX業者のスプレッドは全て変動制ですか？
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いいえ、easyMarketsやIronFXの一部口座タイプは固定スプレッドで取引できます。
- FXの海外口座でスプレッドが狭い業者はどこ？
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海外FX業者の中でも最狭のスプレッドを誇り、人気・評判ともに高いおすすめの業者は「XM」です。
XMであれば、極小スプレッド＆スワップフリー＆最大レバレッジ1,000倍といった抜群の環境でトレードすることが可能です。
- 海外FXスプレッド比較でゴールドの取引コストが一番安いのはどこですか？
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ゴールドのスプレッドが狭いと評判の業者を比較した結果がこちらです。
海外FX業者 口座タイプ スプレッド(pips) 取引手数料(1ロットあたり) XM 
【おすすめ】
スタンダード口座2.7 なし マイクロ口座 2.7 なし ゼロ口座 1.4 往復10ドル 【おすすめ】
KIWAMI極口座1.7 なし FXGT スタンダード＋口座 3.4 なし ミニ口座 4.1 なし PRO口座 2.4 なし ECN口座 1.8 5ドル オプティマス口座 2.2 なし Exness スタンダード口座 2.9 なし スタンダードセント口座 2.9 なし ロースプレッド口座 1.3 往復で最大7ドル ゼロ口座 1.6 往復で0.2ドル以上 プロ口座 1.2 なし スプレッドを限界まで抑えたいのであればXMのKIWAMI極口座、ボーナスをフル活用して自己資金の負担を抑えたいのであればXMのスタンダード口座がおすすめです。
- 海外FXのスプレッド最狭業者を教えてください。
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スプレッドが一番抑えられるのはXMのKIWAMI極口座です。極小スプレッド＆注文執行率100%＆最大レバレッジ1,000倍というハイスペックなので、一人一つは保有しておきたい口座と言えます。
- 海外FXでスプレッド0が叶う業者はありますか？
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ThreeTraderのRawゼロ口座・Exnessのゼロ口座はスプレッド0.0pipsでの取引が実現します。
ただし、スプレッドが0でも取引手数料が発生する点に注意してください。
- 海外FXはスプレッドと手数料の両方が発生するのですか？
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ECN口座の場合、スプレッドに加えて手数料も発生します。そのため、実際に比較する際はスプレッドに手数料を加えたトータルの取引コストを見ると良いでしょう。
- 海外FXのスプレッドは広いですか？
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はい。海外FXはハイレバ・ゼロカットシステム・ボーナスキャンペーンなど、国内FXよりも充実したサービスを提供しているので、その分スプレッドは広めになっています。
初心者の方はこれらのサービスをフル活用して取引に慣れた後、スプレッドの広さが気になり始めたタイミングでECN口座へ乗り換えると良いでしょう。
- 海外FXのスプレッドをリアルタイムで確認したいです。
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各業者の公式サイトやMT4/MT5といった取引プラットフォームから確認できます。
- 国内と海外のFXスプレッドはどちらが狭いですか？
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スプレッドだけに注目すると、国内FX業者に軍配が上がります。
その代わり、国内FX業者のほとんどはDD方式を採用していて、透明性がそれほど高くありません。長い目で取引することを考えれば、サービスが充実＆NDD方式で透明性の高い海外FXがおすすめです。
- 海外FXスキャルピングおすすめ業者を教えてください。
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基本的にスプレッドおすすめ業者と同じですが、スキャルピングする際は約定率が非常に重要になります。総合的なスペックから厳選されたスキャルピング向き業者をチェックしたい方は、このまま海外FXスキャルピングをチェックしてください。
- 海外FXの最小スプレッドとは？
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FX取引において、ある期間内で一番低いスプレッドのことです。いつでも最小スプレッドで取引できるわけではない点に注意しましょう。
- 海外FXの平均スプレッドとは？
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FX取引において、ある期間内のスプレッドの平均値のことです。取引するタイミングによっては、平均値より広がる可能性もあります。
- 海外FXでダウのスプレッドが狭い業者を教えてください。
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ThreeTrader・Exnessがスプレッドを抑えて取引できます。
- 海外FXは早朝にスプレッドが広がりやすいのですか？
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日本時間の早朝は流動性が低いため、スプレッドが広がりやすくなります。また、重要な経済指標発表時もスプレッドが変動しやすいので注意してください。
- 海外FXのCFDでスプレッドが狭い業者は？
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ThreeTraderやExness、XMのKIWAMI極口座がスプレッドを抑えて取引できます。
海外FXのスプレッドまとめ
海外FXのスプレッドについて解説してきました。
スプレッドとは売値と買値の差額のことで実質的な取引コストとなるので、本格的に海外FXで取引するのであればスプレッドが狭い業者・口座を使いましょう。口座選びに迷ったら、次の3つを試しに使ってみることをおすすめします。
| 業者 | 特徴 |
|---|---|
| XM | 【日本人トレーダー人気No.1！】 KIWAMI極口座はスプレッドが狭すぎて「幻」と呼ばれるほど。 |
| Vantage | 安定した約定スピードと低スプレッドが魅力 |
| Exness | プロ口座は業界内断トツに狭いスプレッド |
特にFXの窓口合同会社 編集部(編集長 黒木 巌)がおすすめしたい最狭スプレッド業者は「XM」です。XMであれば、極小スプレッド＆注文執行率100%＆最大レバレッジ1,000倍といった抜群の環境でトレードすることが可能です。
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