海外FXで出金申請を出した時に「出金拒否されたらどうしよう」と不安に感じたことのある方も多いでしょう。
安全な海外FX業者の場合、理不尽な出金拒否をすることはなく、その原因のほとんどはトレーダー側にあります。一方、ごく稀に不当な出金拒否をする悪徳・詐欺業者がいるのも事実です。
この記事では、出金拒否される理由や解決策から、理不尽な出金拒否を回避するためのチェックリストについて紹介します！
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XMは15年以上の運営歴を誇り、これまでに「理不尽な出金拒否にあった」という噂は一切ありません。むしろ「高額出金でもスピーディーに着金した」など、中上級者やプロトレーダーからも高く評価されるほどです。
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海外FXで出金拒否被害にあう可能性は？
まずは海外FXでの出金拒否の実態について確認していきましょう。
- 海外FXで出金拒否されることはある？
- 出金拒否される原因は誰にある？
出金拒否されるケースから解説していきます。
海外FXで出金拒否されることはある？
海外FX業者の評判を調べる時に「出金拒否された」「出金できない」などの口コミを見かけることもありますが、実際に悪質な出金拒否を行う詐欺業者がいるのも事実です。
このような業者は、破格の口座開設ボーナスやキャンペーンなどを利用して新規登録者を増やし、入金してもらった後に資金を持ち逃げする手口を使うことが多いです。
なお、海外FXは日本の金融庁のライセンスを取得していないため、被害にあっても自分で対処するしかありません。「利益を出金できず泣き寝入り…」といったケースも珍しくないので、ボーナスや取引条件よりもまずは安全性を重視しましょう。
出金拒否される原因は誰にある？
先述したように、ルールを守って取引していても資金・利益の出金を拒否する詐欺業者は実在します。
一方、安全性・信頼性の高い海外FX業者で出金できない場合は、トレーダー側が禁止取引をしていたり、出金手続きを誤っていたりするケースがほとんどです。
その場合、原因を解決することで出金できるので、心当たりがない場合はサポートに問い合わせてみると良いでしょう。
海外FXで出金拒否される原因
続いて、海外FXで出金拒否される原因について細かく確認していきましょう。
- 利用規約に違反している
- 本人確認(KYC)を完了させていない・不備がある
- 入金額以上をクレジットカードで出金しようとしている
- 入金方法と異なる方法で出金申請を出している
- ボーナスの出金条件を満たしていない
- デビットカードなどで入金している
- 複数方法で入金している
- 出金先情報を誤っている・名義の不一致
- 悪徳業者による詐欺
- 海外FX業者が倒産した
出金できずに困っている方は、心当たりのあるものがないかをチェックしてみてください。
利用規約に違反している
1つ目は「利用規約に違反している」です。
海外FX業者はそれぞれ利用規約・禁止事項を定めていて、禁止されている取引をした場合、またはそう疑われる取引をした場合にペナルティーとして出金拒否を科す場合があります。
例えば、日本人人気No.1のXMは、以下の行為を禁止しています。
- 複数口座間での両建て
- 他社口座間での両建て
- 複数名でグループを組んだ両建て
- 経済指標発表・要人発言前後だけを狙ったハイレバ取引
- 窓埋めのみ狙った取引
- 接続遅延・レートエラーを狙う取引
- アービトラージ(裁定取引)
- ボーナス・XMポイントの不正取得や悪用
- XMのサーバーに過度な負担をかける取引
- 第三者へ口座を貸す・運用代行
- 自己アフィリエイトでの報酬不正獲得
こういった行為はほとんどの海外FX業者で禁止されていて、最悪の場合は口座凍結・アカウントの強制退会につながります。
海外FX業者で新規口座開設したら、取引する前に必ず利用規約・禁止事項に目を通し、不安な場合はサポートに問い合わせるようにしましょう。
本人確認(KYC)を完了させていない・不備がある
2つ目は「本人確認(KYC)を完了させていない・不備がある」です。
海外FX業者は本人確認を必須としていて、必要書類を提出するまでは入出金や取引など一部サービスが使えません。
特に提出書類に不備がある場合や登録フォームに入力した情報と口座名義が一致しない場合は、マネーロンダリング防止の観点から出金が保留されます。
すぐに出金したい方は、口座開設した直後に必要書類を提出し、早めにKYC承認を済ませるようにしましょう。
入金額以上をクレジットカードで出金しようとしている
3つ目は「入金額以上をクレジットカードで出金しようとしている」です。
クレジットカードを入出金に使える業者もありますが、その場合入金額以上をクレジットカードで出金することはできません。
なぜなら、クレジットカード入金は「ショッピング枠での支払い」と見なされるのに対し、出金は「ショッピング枠のキャンセル・返金」として処理されるからです。
入金額以上を出金したい場合は、クレジットカード以外の方法を選ぶようにしましょう。
入金方法と異なる方法で出金申請を出している
4つ目は「入金方法と異なる方法で出金申請を出している」です。
多くの海外FX業者は、マネーロンダリング防止の観点から「入金額までは入出金方法を統一しなければいけない」というルールを設けています。
例えば、クレジットカードで10万円を入金し、取引で15万円の利益が出たケースを考えてみましょう。
まずクレジットカードで10万円を引き出し、その後Bitwalletで利益5万円分を出金するのは問題ありません。それに対し、クレジットカードで全額15万円を引き出すのはできない(=出金拒否される)ということです。
また、出金先を銀行口座にする場合は、必ず自分名義で事前登録したものを使ってください。引っ越し・結婚などで名前や支店が変わった際は速めに海外FX業者に連絡してくださいね。
ボーナスの出金条件を満たしていない
5つ目は「ボーナスの出金条件を満たしていない」です。
口座開設ボーナス・入金ボーナスには一定の取引条件をクリアしないと利益を出金できないものもあります。
例えば、海外FXボーナス比較No.1のVantageは、口座開設ボーナス最大15,000円の出金条件を以下のように定めています。
- 3ロット以上の取引
- ポジション保有時間5分以上
- 利益額10,000円までを出金可能
- 50ドル相当額以上入金して1回でも取引すれば無制限に出金可能
また、ほとんどの海外FX業者はボーナスを「取引用のクレジット」として付与していて、直接出金することはできません。ボーナスを含む残高全額を出金申請すると、出金拒否されるので注意してください。
デビットカードなどで入金している
6つ目は「デビットカードなどで入金している」です。
デビットカードで資金を入金した場合、カードへの返金処理ができずに出金できないケースもあります。
例えば、XMではJCBのデビットカードで入金した際、出金方法の選択画面に「クレジットカード/デビットカード」が表示されません。
また、クレジットカードやデビットカードの入金は、一定期間が過ぎると「期限切れ」となって出金できなくなるケースもあります。
複数方法で入金している
7つ目は「複数方法で入金している」です。
いくつかの方法を併用して口座に入金した場合、マネーロンダリング防止の観点から出金方法に優先順位が定められているケースも多いです。
例えば、XMは「クレジットカード → bitwallet → 国内銀行送金」という優先順位で出金しなければいけません。
特にクレジットカードは、クレジットカードで入金した分しか出金できないので注意してください。
出金先情報を誤っている・名義の不一致
8つ目は「出金先情報を誤っている・名義の不一致」です。
提出書類に不備・誤りがあったり、登録情報と口座の名義が一致しなかったりすると、マネーロンダリングを疑われて一時的に出金が保留されることもあります。
特にFX初心者に多いのが「氏名のローマ字表記が銀行口座と異なる」「提出した画像が不鮮明で情報を読み取れない」などです。
銀行送金する際に必要な入力事項は業者によって異なりますが、以下の情報はあらかじめメモしておくことをおすすめします。
- SWIFTコード(金融機関を国際的に識別する)
- 銀行コード
- 支店コード
- 銀行名
- 支店名
- 口座番号
- 口座名義
また、出金申請を出す直前に登録情報・銀行情報が一致するか確認したり、ローマ字のミスや不要なスペースが入っていないかを確認するのも大切です！
もし誤った情報で出金申請を出した場合は、すぐにサポートへ連絡して情報を訂正しましょう。
悪徳業者による詐欺
9つ目は「悪徳業者による詐欺」です。
海外FX業界には詐欺業者も潜んでいて、顧客の資金を持ち逃げしたり高額な利益を出金拒否したりするケースもあります。
国民生活センターによると、FX出金拒否被害には一定のパターンがあるとされています。
- SNSのグループチャットに誘われる。
- グループチャット内で参加者から成功体験を聞かされ、FX取引に誘われる。
- お金を振り込むと最初は利益が出たように見え、次々と送金を要求される。
- 出金できず、FX業者ともグループチャットのメンバーとも連絡が取れなくなる。
加えて、詐欺業者はターゲットを増やそうと、取引スペックの高さ・ボーナスキャンペーンの豪華さをアピールすることが多いです。
もちろん、こういった特徴を持つ業者の中にも安全性・信頼性が高いところは存在しますが、運営歴が浅かったり金融ライセンスを所有していなかったりする場合は注意しましょう。
海外FX業者が倒産した
10個目は「海外FX業者が倒産した」です。
これまで問題なく取引・出金できていた業者でも、「出金できない」という口コミが目立ってきたり、規模が小さかったりするところは注意が必要です。
マイナー業者の場合、安全性・信頼性に問題がなかったとしても、資金繰りが悪化して突然倒産・破綻する可能性もあります。
海外FX業者の多くは信託保全を採用していないため、倒産・破綻した場合に顧客の資金が返還されるとは限りません。業者選びをする際は、資金繰りが安定していて第三者機関からの評価も高いところを選びましょう。
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海外FXで出金拒否されやすい禁止事項
繰り返しになりますが、安全性・信頼性の高い業者から出金できない場合、意図せず禁止取引を行ってしまった可能性が高いです。
- ゼロカットシステムを悪用した取引
- 悪質な両建て
- サーバーエラー・遅延を狙った取引
- 週明けの窓だけを狙った取引
ここでは、海外FX業者でよくある禁止事項について紹介します。
ゼロカットシステムを悪用した取引
1つ目は「ゼロカットシステムを悪用した取引」です。
ゼロカットシステムとは、入金額以上に損失が発生しない仕組みのことで、急に相場が変動して残高がマイナスになったとしても、そのマイナス分を業者側が負担してくれます。
このような取引が認められる場合、海外FX業者にとってデメリットしかないため、ゼロカットシステムを悪用した取引は出金拒否の対象になります。
悪質な両建て
2つ目は「悪質な両建て」です。
同様の理由から、複数業者間・複数口座間・家族や友人などのグループ内での両建ても禁止されているケースが多いです。
海外FXで両建てしたい方は、同一口座内で行うようにしましょう。
サーバーエラー・遅延を狙った取引
3つ目は「サーバーエラー・遅延を狙った取引」です。
まれに海外FX業者のサーバーがエラーを起こしたり、レートが一時的に遅延したりする場合もありますが、この時に得た利益は無効になります。
特にこのタイミングでハイレバをかけると「悪質な取引」と見なされやすく、利益が全額没収されるケースも珍しくありません。
明らかにサーバーが不具合を起こしている時の取引は控えたほうが安心です。
週明けの窓だけを狙った取引
4つ目は「週明けの窓だけを狙った取引」です。
FX取引における「窓」とは、週末や祝日などで市場が閉まっている間に為替レートが大きく動き、再開時に前回の終値と新しい始値の間に価格差(空白)ができる現象のことです。
窓はニュースや経済イベントによる急変動が原因で発生しやすく、これを修正しようと市場価格が逆方向に動くことを「窓締め(窓埋め)」と言います。
ゼロカットシステムを悪用して週末の市場が閉まる直前にポジションをフルレバで持ち、窓開けで爆益を狙うトレーダーもいますが、程度によっては禁止行為とみなされる可能性もあります。
禁止行為と判断された場合、この取引で得た利益は無効になり、出金拒否される原因になるので気を付けましょう。
海外FXで出金拒否が起きた事例
続いて、実際に不当な出金拒否を起こした海外FX業者を3社紹介します。
- FXDD
- GEMFOREX
- HastForex
実際の事例から危険な海外FX業者の特徴について押さえていきましょう。
FXDD
1つ目は「FXDD」です。
FXDDは2002年に設立した老舗の海外FX業者で、かつては日本市場でも高い知名度を誇りました。
しかし、2024年4月に「収納代行業者トラブル」があったとして全出金が停止され、SNSでは出金拒否被害の報告が相次ぎました。
現在も公式サイトは見れる状態ですが、出金拒否に関する公式声明はなく「事実上の運営破綻では」と言われています。また、口座開設フォームを開こうとすると「Coming Back Soon」と表示されます。
老舗業者でも資金繰りが悪化すると出金できなくなる可能性はあるので、定期的に公式サイトをチェックすることをおすすめします。
GEMFOREX
2つ目は「GEMFOREX」です。
GEMFOREXは2014年に設立した海外FX業者で、最大レバレッジ5,000倍や30,000円ほどの口座開設ボーナスなどで多くの日本人トレーダーが利用していました。
しかし、2022年中頃から決済代行会社2社による資金の持ち逃げ、集団でのボーナスアービトラージなどが重なった結果、資金難に陥り出金遅延・出金拒否の口コミが相次ぎました。
2023年5月に全サービスを停止し、現在は公式サイトにもアクセスできない状態です。
取引条件やボーナスが他社と比べて良すぎる業者にも注意するようにしましょう。
HastForex
3つ目は「HastForex」です。
HastForexは2022年4月に設立した新興海外FX業者で、豪華なボーナスキャンペーンやアフィリエイターによる宣伝の結果、わずか3ヶ月で1万人以上が口座開設したと言われています。
しかし、わずか4か月後の2022年8月にはSNSで出金トラブルの書き込みが目立ち始め、10月には出金遅延の投稿が一気に増えました。
2023年1月から現在に至るまで顧客の資金を拘束し、出金できない状況が続いています。被害総額は数億円と言われているので、不自然に推されている新興業者には注意しましょう。
海外FXで出金拒否にあった時の対処法
もし海外FXで出金できない状況が続いた場合は、以下の対処法を試してみてください。
まずは出金できない理由に心当たりがないか、トレードや出金申請について振り返ってみましょう。
また、海外FX業者によっては出金申請が拒否された理由をメールや出金申請履歴に明記してくれることもあるので確認してみてください。
原因を予想できた方もそうではない方も、即日中に公式サポートに出金できない旨を伝えてみましょう。特にライブチャットを利用すれば、その場で解決できるケースもあります。
なお、サポートに問い合わせる際は、以下の点を伝えるとスムーズです。
- 名前
- 登録しているメールアドレス
- 出金拒否の原因・対処法を知りたい旨
- 出金元の取引口座番号
- 出金拒否された日時
- 出金方法の種類
- 出金拒否になったときの画面表示(スクリーンショットでも可)
サポートから返信が届いたら、その指示に従いましょう。トレーダー側の規約違反を除き、ほとんどの事例は指示に従うことで出金できるようになります。
また、「現在調査中です」とすぐに回答を得られなくても、数営業日以内に返信が来るはずなので、こまめにメールを確認するようにしましょう。
サポートの指示に従ってから2営業日経っても出金できない場合、あるいはサポートからの返信がない場合は、海外FX業者側が不当な出金拒否を行っている可能性もあります。
再度サポートに連絡しても反応がない時は、業者が「Financial Commission」などの外部紛争解決機関に加入しているかを確認し、そこに苦情申し立てしてください。
外部紛争解決機関に加入していない場合、資金を回収できない可能性もあります。
その場合も出金履歴のスクリーンショットや業者とのやり取り、取引明細などは保存しておき、第三者に状況を説明できるようにしておきましょう。
出金拒否被害が急増したり法的措置を検討したりするときに、これらの証拠が役立つ可能性もあります。
海外FXで出金拒否を回避するためのチェックリスト
出金拒否被害にあいたくない方は、業者選びをする際に以下のチェックリストを役立ててください。
- 口座開設前
- 取得難易度の高いライセンスを取得している業者か
- 会社所在地や運営年数、ペーパーカンパニーでないことを公式サイトで確認したか
- 入金前
- 信託保全を採用しているか、採用していない場合は証拠金補償額がいくらまでか
- 日本語ライブチャットの品質が高いか
- 取引中
- 禁止行為を利用規約で確認したか
- ボーナスの出金条件を確認したか
- 出金前
- 入金額までは入出金方法を統一したか
- 口座名義・SWIFTコードなどに誤りがないか
これらを全て満たせば、出金拒否にあう可能性がグンと減ります！
続いて、業者の安全性・信頼性を評価するために重視すべき項目についても説明します。
海外FXで出金拒否しない安全な業者を選ぶには
信頼できる海外FX業者を選びたい方は、以下のポイントを押さえましょう。
- 金融ライセンスを確認する
- 顧客資金の管理方法を確認する
- サポート体制を確認する
- ユーザーの評判・口コミを確認する
順番に解説していきます。
金融ライセンスを確認する
1つ目は「金融ライセンスを確認する」です。
海外FX業者の信頼性を正しく評価するために役立つのが「取得ライセンス」です。
金融ライセンスの所有は規制当局による監視下に入ることを意味しているので、持っているだけで一定の安全性があることの証明になります。
それに加え、取得難易度の高い金融ライセンスを持っている業者であれば、出金拒否被害にあう可能性が極めて低いです。
| 金融ライセンス | 取得難易度 | 保有している業者 ※グループ会社を含む |
|---|---|---|
| 英領バージン諸島金融サービス委員会 (FSC) | 低 | iFOREXなど |
| セーシェル共和国金融庁 (FSA) | 低 | 日本向けのExnessやXM |
| バヌアツ金融サービス委員会 (VFSC) | 中 | ThreeTraderなど |
| モーリシャス金融サービス委員会 (FSC) | 中 | XMなど |
| オーストラリア証券投資委員会 (ASIC) | 高 | easyMarketsなど |
| キプロス証券取引委員会 (CySEC) | 高 | Exnessグループ・XMグループ |
| イギリス金融行動監視機構 (FCA) | 高 | Exnessグループ・XMグループ |
例えば、「キプロス証券取引委員会 (CySEC)」「イギリス金融行動監視機構 (FCA)」などの金融ライセンスを持っている海外FX業者は、他社と比較しても信頼性が高いですよ！
顧客資金の管理方法を確認する
2つ目は「顧客資金の管理方法を確認する」です。
海外FX業者の資金管理方法は、大きく「分別管理」「信託保全」の2つに分けられ、信託保全のほうが安全性が高いです。
- 分別管理：トレーダーから預かった資金を自社の別口座で管理する方法
- 信託保全：トレーダーから預かった資金を信託銀行に預けて管理する方法
信託保全は第三者機関に顧客資金を預けているため、万が一業者が破綻・倒産しても顧客資金は返還されます。それに対し、分別管理の場合は返金されるまでに時間を要したり、そのまま資金を持ち逃げされたりするケースもあるので要注意です。
例えば、Vantageは金融委員会で最大2万ユーロ(約320万円)まで補償を受けられるので、少額しか預けない方は実質信託保全と同じ環境で取引できますよ！
サポート体制を確認する
3つ目は「サポート体制を確認する」です。
海外FX業者の中には日本語サポートに対応していなかったり、外国人スタッフが自動翻訳機を使うだけだったりするケースが珍しくありません。
その場合、現在の出金状況がうまく伝わらない、現地時間でしか対応してもらえず時間がかかる、などの新たな悩みが生じるでしょう。
英語が得意な方はそれでもスムーズにやり取りできるかもしれませんが、そうでない方は日本人スタッフが常駐している海外FX業者を選ぶと安心です。
ユーザーの評判・口コミを確認する
4つ目は「ユーザーの評判・口コミを確認する」です。
公式サイトだけでなく、SNSで実際に利用者の評判・口コミを確認しておくのもおすすめです。
例えば、「出金が遅い」「出金拒否の理由が納得いかない」といった声がいくつかある海外FX業者は利用を避けたほうがいいかもしれません。
海外FXで出金拒否されにくい業者3選
ここからは、不当な出金拒否の可能性が低い海外FX業者を3つ紹介します。
- XM
- Vantage
- iFOREX
安全に出金したい方は、この中から口座開設する業者を選んでみてください。
XM
| 金融ライセンス | セーシェル共和国 ※グループ全体ではイギリス・キプロスなども所有 |
|---|---|
| 設立 | 2010年 |
| 顧客資金の管理方法 | 分別管理 |
| 保険 | なし |
| 出金拒否の噂 | なし |
| 注文方式 | NDD |
| ゼロカットシステム | あり |
XMは海外FX業者の中でも特に安全性・信頼性が高く、日本人人気No.1を誇ります。
日本市場向けのサービスを提供している会社はセーシェル共和国、グループ全体を見ると取得難易度が世界最難関と言われるイギリス・キプロスなどのライセンスも保有していて、第三者機関からも運営の透明性を評価されています。
また、口座開設ボーナス15,000円を使えば無料でXMの取引環境を確かめることも可能です。日本人スタッフも常駐していてFX初心者にも多く選ばれているので、この機会に口座開設してみてはいかがでしょうか。
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Vantage
| 金融ライセンス | グループ全体でイギリス・バヌアツなど |
|---|---|
| 設立 | 2009年 |
| 顧客資金の管理方法 | 分別管理 |
| 保険 | 金融委員会(The Financial Commission) |
| 出金拒否の噂 | なし |
| 注文方式 | NDD |
| ゼロカットシステム | あり |
Vantageは世界172ヶ国にサービスを展開し、現時点で1500万ものユーザーを抱える巨大海外FX業者です。
日本市場向けのライセンスは公開していないものの、グループ全体ではイギリスやオーストラリアのライセンスを所有していて、特にオーストラリアでは「4大ブローカー」としても知られています。
また、金融委員会に加入済みで万が一Vantageが倒産・破綻しても最大2万ユーロ(約320万円)までの資金が返還されるので、まずは口座開設ボーナス15,000円で使い心地を確かめてみてください。
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iFOREX
| 金融ライセンス | 英国領ヴァージン諸島 |
|---|---|
| 設立 | 1996年 |
| 顧客資金の管理方法 | 分別管理 |
| 保険 | なし |
| 出金拒否の噂 | なし |
| 注文方式 | DD |
| ゼロカットシステム | あり |
iFOREXは1996年から運営し続けている海外FX業界の超老舗的存在で、世界最難関と言われる英国領ヴァージン諸島のライセンスを保有しています。
また、通貨ペアの種類が豊富＆スプレッド最小1.1pipsなど、中上級者になってもメイン口座として使えるスペックです。
そんなiFOREXは通常ボーナスキャンペーンを開催していませんが、当サイト経由で登録すると特別に18,000円もの口座開設ボーナスを受け取れます！iFOREXをノーリスクで試したい方は、以下のボタンから登録してくださいね。
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海外FXの出金拒否に関する質問
海外FXの出金拒否【まとめ】
海外FXにおける出金拒否の実情について解説していきました。
安全な業者の場合、トレーダー側の規約違反行為・出金手続きミスによって出金できない場合もありますが、中には意図的に出金拒否を行う詐欺業者もいるので注意が必要です。
これから口座開設する方は、金融ライセンス・顧客資金の管理体制・サポート体制などをチェックし、出金拒否の噂がない業者を選びましょう。
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